ポーラは、東京・銀座にて旗艦店「ポーラ ギンザ」を2025年12月12日（金）にリニューアルオープンする。建築家・妹島和世、音楽家・渋谷慶一郎、照明家・豊久将三、嗅覚のアーティスト・和泉 侃といったアーティストと共創し、あらゆる感性を刺激する空間とサービスを提供する。

コンセプトは「SENSE OF LOVE この世界を愛する力を」。自分のなかに深く潜り、耳を澄まし、語りかけ、心と体の「潜在美意識」を呼び覚ます新体験により、自分を開放する場所を目指す。

同ブランドのプロダクトが並ぶ1階は、「フローラ（ラテン語で花や植物）の森」をイメージしており、不完全な対称性をなす七角形の柱が立ち並ぶ。壁面からは柔らかい光が降り注ぎ、心地よいサウンドが響くなど、生命を育むゆらぎのなかで日々の喧騒から離れ、自己との対話を促す空間が広がる。

地下1階には個室を設け、柔らかな光、土のぬくもり、木漏れ日を想起させる香りに包まれながら、気分や身体感覚に寄り添うカウンセリング、オリジナルマスクによるフェイシャルケア、ラジオ波を用いた温感ボディケア、足元をゆったりとあたためるフットバスなどが受けられる。

空間全体のプロデュースを手がけた妹島は、「ポーラの新しい空間は咲きあふれるフローラに包まれた、森のような新しい庭です。フローラは壁面に影を落としながら、呼吸するようにゆっくりと動いています。この空間に足を踏み入れると人々は突然、いつもの時間の流れと少しだけ異なるフローラの時間に迎え入れられます。薄明るく柔らかい、心地よい光の中をめぐりながら、一人ひとりが自分との対話をゆっくりと愉しみ、まだ見ぬ自分に出会います」とのコメントを寄せている。