NEWS | テクノロジー / プロダクト
2025.10.28 15:35

ナイキは、ランニングとウォーキングのための電動フットウェアシステム「プロジェクト・アンプリファイ」を発表した。このシステムは、下肢と足首の自然な動きを増幅し、より速く遠くへ、少ない労力で進むことを可能にする。
初代プロトタイプは、ナイキ スポーツ研究所(NSRL)のアルゴリズムをもとに、ロボティクスパートナーのDephyと共同開発。軽量モーターと駆動ベルト、ふくらはぎに装着する充電式バッテリー、カーボンファイバープレートを搭載したシューズが連動する仕組みを採用し、競技者ではなく、日常的にランニングやウォーキングを楽しむ一般ランナーを対象としている。


イノベーション担当VPのマイケル・ドナヒューは「より少ないエネルギーでより速く遠くへ動く方法を探ることから始まりました。一歩にさりげなくパワーを加えることが本質です」と説明する。

NSRLでは、400人以上が9種類以上のハードウェアをテストし、計240万歩以上の実験を実施。多くの参加者が「上り坂でも平地を歩いている感覚」「「1マイル12分が10分に短縮」と報告している。
ナイキは数年以内の製品化を予定している。![]()












