ソニー4社が第2回「THE NEW CREATORS」開催
新世代クリエイターを支援する写真・映像アワード

ソニーのグループ4社が共同で運営する写真・映像アワード「THE NEW CREATORS」の第2回が11月18日より作品募集を開始した。本アワードは新たな才能の発掘と創作活動の支援を目的に2024年に設立され、初回は多様な表現が集まり反響を呼んだ。

第2回は写真・映像各3部門、計6部門で作品を募集する。写真部門はネイチャー部門(自然風景、植物、野生動物など)、自由部門(被写体に制限なく想像力を発揮した作品)に加え、4枚の写真で物語やテーマを表現する「組写真部門」を新設。映像部門はイマジネーション部門(ポートレートムービー、ドラマ、Vlogなど)、ドキュメンタリー部門(特定のテーマに基づく取材・記録作品)、60秒以内のショート部門を設ける。年齢・経験・撮影機材を問わず、スマートフォン作品も応募可能。

審査員には写真家の川島小鳥志賀理江子、映像作家の大喜多正毅、映画監督の大友啓史が参加する。

写真家・川島小鳥より「思いがけず撮れてしまった写真、一生懸命撮りためてきた作品。その人らしさが溢れる小さな奇跡のような作品を心待ちにしています」

写真家・志賀理江子より「私にとって写真作品を作ることは、今をどう生きるかにイコールでした。真の問題に触れようとする試行錯誤の姿が、ユニークでありますように」

映像作家・大喜多正毅より「AIの出現で空虚な映像が溢れる時代。だからこそ真摯に自分と向き合い、人間味ある映像が重要な意味を持ちます」

映画監督・大友啓史より「映像作品を作ることは、フレームの中で世界を見つめ、生きる自分自身を発見すること。唯一無二の作品をお待ちしています」

グランプリの賞金は前回の50万円から100万円に増額。副賞として写真部門には「α7R V」、映像部門には「FX3」が提供されるほか、ソニーイメージングギャラリー銀座での展示、2年間の機材サポート、海外アワード表彰式への招待などが用意される。新設されたU25賞とソニー・ミュージックレーベルズ特別賞では、ミュージックビデオ撮影体験などソニーグループならではの機会が提供される。

グランプリ:ソニーが支援する世界最大規模のアワード表彰式(海外)へご招待

見学体験:ソニーPCLのクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」

募集期間は2026年3月16日まで。一次審査結果は2026年5月下旬、最終結果は7月中旬に発表予定。End