東京TDC賞2026 結果発表
3,605作品から受賞作11点を選出

グランプリ Veronika BurianとJosé Scaglioneによる「Futura®100 Multiscript」

タイポグラフィとグラフィックデザインの国際的な賞である「東京TDC賞2026」の受賞結果が発表された。今年は国内1,649点・海外1,956点を含む計3,605作品の応募から、グランプリ1点を含む計11点の受賞作が選出された。また63点がノミネート、412点が入選に選ばれた。

ブックデザイン賞 OK-RM(Oliver KnightとRory McGrath)による「A Meaningful Order」

グランプリはタイプデザイン部門から、Veronika BurianJosé Scaglioneによる「Futura®100 Multiscript」(TypeTogether)が受賞した。Paul Rennerによる原デザインから100周年を記念し、アラビア語・アルメニア語・ジョージア語・クメール語・タイ語など13以上の文字体系に拡張した大規模な書体プロジェクト。書記体系ごとに専門デザイナーが担当し、国際的な協働によって制作された。

タイプデザイン賞 西塚涼子とFrank Grießhammerによる「百千鳥」

ブックデザイン賞はOK-RM(Oliver KnightとRory McGrath)による「A Meaningful Order」、タイプデザイン賞はアドビ向けに制作された西塚涼子とFrank Grießhammerによる「百千鳥」、RGB賞は早稲田大学とUCLAの連携プロジェクトを対象とした折笠 良による映像作品「落書」、特別賞は井上嗣也による「Tsuguya Inoue Graphics +81展」がそれぞれ受賞した。

RGB賞 折笠 良による「落書」

受賞・ノミネート作品はギンザ・グラフィック・ギャラリーにて4月3日から5月16日まで展示。4月3日に授賞式、4月5日に受賞者によるデザインフォーラム「TDCDAY」が開催される。受賞・ノミネート・入選作品は年鑑『Tokyo TDC Vol.37』にも収録される。End