Foster + PartnersとLuminaのコラボから生まれた照明「FLO」
10周年を記念した展示をミラノデザインウィーク2019で披露

建築設計事務所 Foster + Partnersとイタリアの照明メーカー Lumina(ルミナ)とのコラボから生まれた製品「FLO(フロ)」の10周年を記念して、LuminaのラインナップからFoster + Partnersがデザインした照明をミラノデザインウィーク2019にて発表する。

「Pin」は、ベッドサイドやテーブルトップに暖かな光をもたらす小さなランプ。シングルアルマイトとCNC加工ステム、シングルLEDでできており、光が円形の上部の内側で反射することで、明かりはステムの周りに均等に広がる。上部に軽く触れると明かりを調節でき、さまざまな金属アルマイトや塗装仕上げも可能だそうだ。

ガラスペンダントライト「Tia」は、ひとつだけでも複数を集めても照明として利用できるデザインで、3つのサイズからなる手吹きのベネチアンガラスシェードと、中心にある一体型のライトエンジンを組み合わせたもの。

下向きのLEDからガラスシェードに光が均等に広がるように、ライトエンジンに特別に開発したレンズを採用。手を触れることで調光ができ、ガラスシェードはさまざまな色に対応できる。

「Eva」の成功に続くものとして、Luminaは「Eve」と呼ばれるより小型のバージョンも発表。オリジナルを簡素化したバージョンで、トップの薄い金属の傾斜がついており、調光ハンドルに代えて土台部分にはタッチ式の調光装置を搭載している。

Foster + PartnersとLuminaによる照明はすべて、2019年4月9日(火)から4月14日(日)まで照明展示会 Salone del Mobile「Euroluce」で展示される。End