再生可能エネルギーの未来@幕張メッセ

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千葉・幕張メッセの「再生可能エネルギー世界フェア2009」に行ってきました。
明日、6月26日(金)までの開催です。

このイベントは「第4回新エネルギー世界展示会」と、太陽光発電がテーマの「PV Japan 2009」を同会場で開催するもので、入場は無料(受付で登録が必要)。カンファレンスやフォーラムも隣接した施設で行われています。

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▲設置場所や使われ方によっても、風力発電装置の形状は実にさまざま。

新エネルギー世界展示会は、バイオマス発電や次世代電池といった最新技術トレンドの紹介が中心。全国の学校に太陽光発電や風力発電装置を設置する「スクール・ニューディール」という新たなキーワードも見られました(AXIS vol. 140、36ページに関連記事を掲載)。そのほか、理工系大学や高専によるエコカーの展示コーナーがあったほか、近未来モビリティーの提案などにも触れられます。

産総研で研究開発中の「空中自動運搬機」のエンジンと模型。省エネルギー輸送をテーマに、空中物流の実現を目指す。

▲産総研で研究開発中の「空中自動運搬機」のエンジンと模型。省エネルギー輸送をテーマに、空中物流の実現を目指す。

会場の4分の3のスペースを占めたのが、太陽光発電に関する出展です。ただ専門的な内容なこともあり、全体的に展示デザインに力を入れていない印象。照明を多用した「エコっぽくない」ブースが多かったのも事実でした。その面ではドイツの企業などの見せ方は、流石にこなれています。他の国では、太陽光発電の発展が目覚ましいスペインの取り組みなどが目を引きました。

世界最大手の太陽光パネルメーカー、ドイツのQセルズのブースはきわめてシンプル。

▲世界最大手の太陽光パネルメーカー、ドイツのQセルズのブースはきわめてシンプル。

フォーラムでは、日欧産業協力センターと英国大使館の共催で催された、英国における最新動向の解説に注目が集まりました。なかでも洋上風力発電のプロジェクトでは、直径150m(!)という巨大な風力発電装置を数千基、海上へ新たに設置していく計画とのことです。2014年までに8ギガワットを発電、2020年までに25ギガワット(英国で使用される電力の25%)を賄う目標が掲げられています。英国と同様に狭い国土や長い海岸線を持つ日本でも、応用できる取り組みかもしれませんね。