アンテナデザインニューヨーク
「ノージー・パーカー」(2005)

01

公共空間での使用を前提としたスツールの提案で、見ず知らずの人々の間にインタラクションを起こさせるための装置。スツールに座った途端に自分の周りに映像が現れるが、しばらくするとそれが自分自身のイメージだということに気がつく。座面に仕込まれたビデオカメラによって撮影された映像である。

次にほかの誰かが別のスツールに座ると、その人にも同様のことが起こり、今度は自分のイメージとその人のイメージが勝手に行き来し、お互いを意識し合うこととなる。

02

公園に犬を散歩に連れていくと、飼い主たちの意向を無視して犬が勝手にはしゃぎだし、飼い主同士が無理矢理会話に引き込まれる様子に似ている。なかには、犬を利用して見知らぬ人に声をかけやすい状況をつくっている人もいるかもしれない。

監視社会とも言われる昨今、監視に使われるテクノロジーを利用して、人々の間にポジティブなコミュニケーションを起こすことができないかと考えられた。03

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