「ロードゥ イッセイ エットレ・ソットサス エディション」の発売を前に、特別なインスタレーションがスタート。

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世界限定2,000個という「ロードゥ イッセイ エットレ・ソットサス エディション」(¥52,500、税込み)の国内予約受付がスタートした今月21日。ISSEY MIYAKE / AOYAMAでは、ウィンドウインスタレーションというかたちで、一足早くこの製品のディスプレイが開始されています。

ソットサスが晩年力を注いだガラス作品とともに青山の街を彩る「ロードゥ イッセイ エットレ・ソットサス エディション」。鮮やかな赤、ピンク、オレンジの3色と、それらが絡まるように伸びるユニークなボトルは、行き交う人々の目を多いに惹き付けることでしょう。それと同時に注目を集めそうなのが、艶消しの板硝子が今にもこぼれ落ちそうな表情を見せる廣村正彰氏の「TOKERU」です。

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廣村氏の作品「TOKERU」については、昨年AXISギャラリーで開催された「三保谷硝子店—101年目の試作展」の会場でご覧になられた方も多いのではないでしょうか。実は、三宅一生氏もそのひとり。一目見たその瞬間、「TOKERUと一緒にエットレの香水を飾りたい」と直感したことが、今回のウィンドウの実現につながったとのことです。

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展示そのものはひじょうにシンプルな構成ですが、そのことが逆に、複雑性と美に満ちた不思議な物体という、両者の共通項を露にしているようにも思えます。2つのデザインが発する強い生命力に、思わず足を止めて見入ってしまう人は少なくないでしょう。青山近辺に向かわれる際は、要チェックです。

ISSEY MIYAKE / AOYAMA:東京都港区南青山3-18-11、営業時間 11:00ー20:00(Tel: 03-3423-1408)