新刊案内 東京大学 i.school 編
『東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた』

『東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた』
東京大学 i.school 編(早川書房 1,680円)

東京大学 知の構造化センターが、イノベーティブな発想を持った人材を育成するために昨年スタートした新しい教育プログラム「i.school」。スタート以来、IDEOを中心とする多様な講師たちと繰り広げられてきたワークショップを通して、i.schoolで教えられている思考法とノウハウを段階的かつわかりやすく紹介。旧来のテクノロジー競争やマーケティング的手法が通用しなくなった現在、世界の多様な問題をイノベーティブに解決できる人材をいかに育ていくか。そのヒントの数々。

以下、目次より。

Part1 東大 i.schoolってなに?
Part2 イノベーションをみちびく
2-1 あつめる:観察する/インタビューする/ケーススタディのための資料をあつめる/未来をお洞察する材料を準備する/未来の「兆し」をあつめる/思いつくものを持ち寄る
2-2 ひきだす:ダウンロード(経験共有)する/コレスポンデンス分析/ブレインストーミング/シンセシス(統合)/インパクト・ダイナミクス(強制発想)/ケーススタディ(事例研究)をする
2-3 つくってみる:絵にする/身近な材料でつくる/ステークホルダーの関係性を図示する/シナリオをつくる/寸劇(スキット)を演じる/事業計画書を書く
Part3 イノベーションの「場」づくり」:アイスブレイクを演出する/チームのメンバーを多様にする
Part4 i.schoolと「知の構造化」 など