香港BODWより、
「Romance」展と
「感性価値デザイン」展

上の映像は、去る12月5日に閉幕した香港のBusiness of Design Week(BODW)より、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の「Romance」展の模様。現在発売中のAXIS 148号(76ページ)でも紹介しています。
 JAGD会員87名が、「ロマンス(恋愛)」というテーマで、同じ音源を用いて30秒のモーショングラフィックスを作成。日本ならではのロマンスの感覚とコミュニケーションのあり方を表現しています。

会場ではこれらの映像が繰り返し流れ、多くの観衆を集めていました。1つ1つ丹念に見て回る人もいれば、気に入ったものを何度も見る人も。そして何度も見ているうちに、この音楽が刷り込まれて、いつしか口ずさんでしまう……。

この展覧会はBODWに向けて企画されたものですが、ぜひ日本でも見てみたいものです。

下の映像は、同じくBODWより、経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)による「感性価値デザイン」展の会場。去る10月に金沢21世紀美術館で開催されたものですが、日本ならではの感性とは何か?はなかなか説明が難しいものの、現在の多様なジャパンデザインを数多く見てもらうことで、日本のデザインの実力を示すことができたのではないでしょうか。こちらも超満員でした。