「1/9の小宇宙」歴史的名車スクラッチモデル:
Böhmerland(ボーマーランド) 598cc/1925/Czechoslovakia

1924年、アルビン・ライビッシュは北ボヘミアの町、クラスナ・リパに工場を建設し、モーターサイクルの製造を開始した。このボーマーランドはNeracarやMegolaとともに、モーターサイクル史上最もユニークなバイクと言われている。1925年から1935年に中止となるまでに生産された数はおよそ1000台。エンジンは598cc空冷単気筒の平凡なものであるが、フレームは上下二重構造のパイプフレームを持つユニークなものである。前後の長いサドルには2人乗車が可能であり、後輪上にオプションのサドルをつけると、タンデムで3人乗りも可能。デザイン上で特徴的なことは、黒の単色が常識であった時代に、派手なツートーンを採用したことであった。(展覧会解説より)

▲ サイドカー部分の木骨

▲ 仮組み

「1/9の小宇宙」歴史的名車をスクラッチモデルでつくる
高梨廣孝 スクラッチモデル作品展
2011年2月4日(金)〜17日(木)11:00〜19:00
AXIS[シンポジア]にて

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