「1/9の小宇宙」歴史的名車スクラッチモデル:
SUZUKI RK 67/1967/ Japan

スズキはGP50において、1962年から68年までの7年間に6回のチャンピオンシップを獲得した。しかし、1967年の2月、スズキファクトリーチームは50ccのレースから撤退を宣言する。これに伴いオランダ人のライダー、アンシャイトは、スズキにマシンの貸与を要請する。貸与されたマシンRK67 Ⅱは、2ストローク水冷並列2気筒、17.5hp/17,250rpm,12段変速機を搭載する精密極まりないものであった。スズキのエンジニアがグランプリ獲得を目指して心血を注いで開発した珠玉のマシンである。1968年、アンシャイトは、ドイツ、スペイン、ベルギーで優勝し、世界選手権を獲得するとともに、メーカー選手権をスズキにもたらした。(展覧会解説より)

▲ エンジン

▲ フルカウルの叩き

▲ パーツの一部

▲ 本体とカウル

「1/9の小宇宙」歴史的名車をスクラッチモデルでつくる
高梨廣孝 スクラッチモデル作品展
2011年2月4日(金)~17日(木)11:00~19:00
AXIS[シンポジア]にて

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