建築家から復興に向けての1つの提案、
「SPACE OURSELVES 東京展」

「SPACE OURSELVES」展は、京都・河原町三条のradlab.で、2011年4月28日から5月15日まで開かれたものの東京巡回展。「私たちの/による/ための空間を生み出す建築/建築的実践はどのようなものとなるのか」を探る、建築家からの発信だ。3331 Arts Chiyodaが展開中の東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」の参加プログラムとして開かれる。

「SPACE OURSELVES」とは、建築を設計する専門家だけでなく、その場所で生活し、日々の営みを行うすべての人、つまり私たちによって生み出され、発見され、実践されていく空間のあり方を意味するという。それは、いわゆる公共建築を指すのではなく、人々が暮らし、生きていくための「公共の建築」のあり方から問い直すものだ。それは建築として現れる場合もあれば、もしかしたら建築的な行為として捉えられたり、あるいは全く別のものとなって提案されるのかもしれない。16組の出展者が、この大きな問いに向き合い、自らの考えを展示・発表する。


rep extra「SPACE OURSELVES」東京展

会 期:2011年6月15日(水)〜27日(月)
    火曜休 12:00〜19:00

入 場:無料

主 催:rep-radlab. exhibition project

会 場:3331 Arts Chiyoda 1Fメインギャラリー

トーク:6月18日(土)12:00〜

レセプション:6月18日(土)18:00〜