東日本大震災から約8カ月
「Post 3.11 これからデザインにできること」展が開催

未曾有の東日本大震災から約8カ月。あまりに大きな課題を目の前に「何かしたいけど何をしたらよいかわからない」と一歩が踏み出せないあなた。みんな同じです。でも、まだまだデザインにできることがあるはず。被災地の復興に「これで終わり」はありません。正解なんてないかもしれないけど、この機会に領域を越えて一緒に考えてみませんか?(本展キービジュアルデザイン:SPREAD)

本展では、デザイナーや建築家を中心とした様々なプロジェクトを展示、紹介しながら、「つなぐ」「伝える」「支える」「取り戻す」「切り開く」などいくつかのテーマ毎に多領域のスピーカーを招いてシンポジウム(「311デザインミーティング」)を行い、来場者を含むディスカッションを通してデザインが持つポテンシャルと「これからデザインにできること」を考えます。

デザインには社会を良くする力があるから。
さらなる次のアクションへ!!

「Post 3.11 ーこれからデザインにできること」

期間:2011年10月26日(水) ~ 11月6日(日)
時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:AXISギャラリー(AXISビル 4F)
入場料:無料
協賛:株式会社ナカダイ
協力:公益財団法人 日本デザイン振興会、アーキエイド、石巻工房、石巻日日新聞社、気仙沼311まるごとアーカイブ、有限会社サイン技研、せんだいスクール・オブ・デザイン、株式会社丹青社、東北大学防災科学研究拠点、新潟大学 工学部 岩佐明彦研究室、富士通株式会社、NPO法人プラス・アーツ、KIITO、SPREAD、岡野 民、岸本智也、山田秀人 他

主な展示(予定)
◉仮設のトリセツ(新潟大学 工学部 岩佐明彦研究室)
◉気仙沼311まるごとアーカイブ
◉阪神・淡路大震災+クリエイティブ タイムラインマッピングプロジェクト(KIITO,SPREAD、NPOプラスアーツ他)
◉「災害のデータスケープ」(せんだい・スクールオブ・デザイン+東北大学防災科学研究拠点)
◉アーキエイド
◉石巻工房
◉石巻日日新聞の壁新聞

311デザインミーティング日程(テーマとスピーカー)

・10/27(木)18:00-21:00「つなぐ/伝える」
 岩佐明彦氏(新潟大学 工学部 准教授)
 木村博之氏(グラフィックデザイナー/TUBE GRAPHICS)
 永田宏和氏(NPO法人プラス・アーツ理事長)
 SPREAD(クリエイティブユニット/本展デザイン担当)

・10/30(日)15:00-18:00「支える/取り戻す」
 相澤久美氏(建築家)
 ヨコミゾマコト氏(建築家) ほか

・10/31(月)18:00-21:00「つなぐ/伝える 2」
 木村博之氏(グラフィックデザイナー/TUBE GRAPHICS)
 本江正茂氏(建築家/東北大学 都市・建築学専攻 准教授/せんだいスクール・オブ・デザイン校長)
 SPREAD(クリエイティブユニット/本展デザイン担当)

・11/4(金)18:00-21:00「営む/商う」
 デザインで雇用を生み出すことは可能か?

 芦沢啓治氏(建築家/石巻工房代表)
 西條剛央氏(ふんばろう東日本支援プロジェクト代表/早稲田大学大学院(MBA)専任講師)
 永松伸吾氏(キャッシュフォーワークジャパン代表/関西大学 社会安全学部 准教授)

・11/5(土)15:00-18:00「探す/切り開く」
 エネルギーも重要なテーマです。これからのエネルギーとデザインの関係について考えよう

 蘆田暢人氏(建築家/ENERGY MEET日本主宰)
 磯野謙氏(自然電力株式会社代表)
 倉阪秀史氏(千葉大学大学院 人文社会科学研究科 教授)

この他、デザイナーの皆さんにも随時参加していただく予定です。
*予約不要