フォルムのデザインによる、OXOの
「GO JAPAN! ポップコンテナ」

「GO JAPAN!」は、OXOとポップコンテナをデザインした株式会社フォルムによる東日本大震災の復興支援商品。収益の50%を日本赤十字社を通じて寄付するという。

そもそもポップコンテナを開発したのは、松本 有(たもつ)が代表を務めるデザイン会社、フォルムに、2004年、OXOから1通のメールが届いたところから始まった。OXOは日本向けの商品開発のためにデザイン会社を探しており、郵便局の集配用キャリーボックスや良品計画のジョイントタップ&延長コードなど、生活に密着した製品で多くの実績があるフォルムに白羽の矢を立てたのだ。その後、ニューヨークから社長のアレックス・リーが来日。その場でポップコンテナのコンセプトや基本的な構造が決まったという。

その後、料理研究家や主婦などに試作を使ってもらい、改良を重ねるなどに費やした期間は約3年。2007年3月のシカゴを皮切りに、同年9月に日本で発売が開始された。

ポップコンテナは、ワンプッシュで開閉できるだけでなく、気密性に優れ、収納時にはスタッキングが可能。さらに内蓋を分解して洗うことができたり、サイズが豊富だったりと、使い勝手に優れていることから、世界各地で1,600万個以上を売り上げているという。なにより、ワンプッシュで開閉することを、直感的に伝えるデザインが魅力だ。

フォルムでは、OXO専門のネットショップ「+f(プラスエフ)」を開発・運営。このネットショップでも「GO JAPAN!ポップコンテナ」(サイズW11×D16×H16cm、容量1.4リットル、1,575円)が購入可能だ。