次世代のデザインを担うのは誰だ?
「金の卵 オールスターデザインショーケース」が開催中

デザイナーの金の卵たちが集結する、アクシスギャラリー夏の恒例イベント「金の卵 オールスターデザインショーケース」が9月9日(日)まで開催中です。

会場では、千葉大学の取り組みとして植物工場のユニットを展示、また、これまで産地が限られていたアスパラガスも根っこを保存することで、どこでも採れたてのアスパラガスが食べられるという事例も紹介。スタッフにお声がけいただければ試食もできます。

会期中は、出品学生によるプレゼンテーションも行なわれますので、ぜひご参加ください。

出品学生による公開プレゼンテーション
・9月4日(火)18:30〜/9月6日(木)18:30〜

[会場]シンポジア(アクシスビルB1F)

*どなたでも参加大歓迎です。


また、関連トークイベントも開催します。こちらもぜひご参加ください。

関連トークイベント
・9月8日(土)14:00〜17:30

[会場]シンポジア(アクシスビルB1F)
[参加費]無料

*予約不要。当日会場までお越しください。満員の場合は、入場ができない場合もあります。ご了承ください。


テーマ「既成概念からの脱却」

1)自然界の風を再現するために Greenfan開発秘話 スピーカー:寺尾 玄(バルミューダ株式会社)バルミューダ

「最小で最大を」を企業コンセプトとして、従来の扇風機の羽根を2重構造の14枚に増やすことで、より自然な風を再現することに成功したGreenfanを開発したバルミューダ。元々ミュージシャンだった同社の代表である寺尾さんが一念発起して起業し、ほんとうにつくりたいものとは何なのか?学生へのメッセージを伝えます。

2)モノ・ファクトリー 限りある資源の活用を考える スピーカー:中台澄之(株式会社ナカダイ) 「ナカダイの産業廃棄物日記」

企業から出る廃棄物を処理する仕事でありながら、資源を有効に使おうと「モノ・ファクトリー」を立ち上げた中台さん。デザイナーを対象にしたワークショップなども積極的に行なっています。産業廃棄の現状と可能性をお話いただきます。

展覧会テーマ:「スマートライフ ̶エネルギー再考」

3.11後の日本さらには地球規模で考えても原発や資源の問題を抱え、エネルギーに対する再考を求められています。デザインにおいてもこのような状況のなかで取り組むべきテーマだと考えました。スマートライフとは、生活に必要なエネルギーを少しでも効率良く、賢く使いながらもストレスなくシンプルでサスティナブルな生活を実践できるライフスタイルと定義。個人の生活に限らず、コミュニティとしての取り組みや社会における仕組みの提案も紹介します。

展示される作品は、各大学から選抜されたデザイン系学部3年生の作品を中心に、大学院生の作品を含め、計33点。その他にテーマに関連した大学の取り組みとして、柏の葉キャンパスで開発中の「植物工場」(千葉大学)、完全自立型省エネルギー住宅「おもてなしハウス」(千葉大学)、地域材を活用した環境配慮住宅(エコハウス)の普及版プロトタイプ「house-m」(東北芸術工科大学)についても展示します。


▲本展ポスタービジュアル:公募にて選ばれた小池俊起さん(首都大学東京4年生)の作品。

なお、会場内には、すっかりお馴染みになったポートフォリオの閲覧コーナーも設置。合計約150名分の日頃の取り組みをご覧ください。

展覧会概要:

[会期]8月30日(木)~9月9日(日)
[テーマ]「スマートライフ ̶エネルギー再考」
[主催・企画]アクシスギャラリー
[参加大学]岡山県立大学/札幌市立大学/静岡文化芸術大学/首都大学東京/情報科学芸術大学院大学/女子美術大学/千葉大学/筑波大学/東京造形大学/東北芸術工科大学/東北工業大学/富山大学/長岡造形大学/名古屋芸術大学/名古屋市立大学/日本大学/法政大学/武蔵野美術大学

[協賛]株式会社イデー、キヤノン株式会社、コクヨファニチャー株式会社、コニカミノルタテクノロジーセンタ―株式会社株式会社島津製作所、ソニー株式会社、株式会社東芝、株式会社ナカダイ、日産自動車株式会社、バルミューダ株式会社、富士通株式会社、株式会社本田技術研究所、三井ホーム株式会社
[協力]社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、社団法人グラフィックデザイナー協会、株式会社丹青社、株式会社トゥールズインターナショナル、株式会社根っこ、フーニオデザイン、株式会社みらい 他

[後援]公益財団法人日本デザイン振興会

問合せ:

gallery@axisinc.co.jp