164号特集
「新興インテリアメーカーのデザインマニフェスト」

現在発売中のAXIS164号の特集では、「新興インテリアメーカーのデザインマニフェスト」と題して、従来にない発想やコンセプトで、ブランドを立ち上げ、革新を生み出そうとしているインテリアメーカーの活動を紹介しています。”新興”と名づけたように、誌面に登場するのはいずれも2000年代に入って活動をスタートさせたメーカーやブランド。ベンチャースピリット溢れる彼らの活動は、成熟産業と思われてきた業界に刺激をもたらし、新たな需要の開拓を後押ししています。デザインや素材、既存製品の改良といった技術志向のものづくりに行き詰まり感が漂うなか、新興インテリアメーカーの戦略から新たなビジネスの活路を見出すヒントを探っていきます。

特集内で紹介するメーカーは次のとおりです。

●マテアッツィ(イタリア)—正しいプロジェクトを届けるという使命
●ACE(スイス)—地元の単一素材にこだわり企業した3人のデザイナー
●エスタブリッシュド&サンズ CEO モリージオ・ムサティ インタビュー 「革新性」を再定義し、第三フェーズへ挑む
●HAY(デンマーク)—「デザインの良心」の進化形として
●フライフラウ(ドイツ)—“女性的”というテーマを徹底して掘り下げる
●Booo(オランダ)—デザインの前衛とマスマーケットを結ぶ
●石巻工房(日本)—家具ブランドとして、復興支援の次のフェーズを目指す
●ディシプリン、家具デザインに向かう新たなマニフェスト 鼎談:マリオ・ベリーニ×レナート・プレティ×岩﨑一郎

さらに特集の最後を飾る記事では、話題のインテリア誌『アパルタメント』の編集長であるマルコ・ヴェラルディが語る「今日のインテリアメーカーに必要とされる価値観」について紹介しています。

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