「ワークショップフェス inナレッジキャピタル 2014 AUTUMN」レポート

グランフロント大阪はイルミネーションですっかりクリスマスの雰囲気。去る11月22日(土)、ナレッジプラザにあるクリスマスツリーを見に、JR大阪駅からナレッジキャピタルへ続く「創造の道」を歩いていくと、そこにはRobovie-R3(ロボビーアールスリー)がいました。彼の今日のお仕事は、自分のようなコミュニケーションロボットがどんな動き方をするのか、その仕組みを小学生のお友だちに教えること。11月22日、23日の2日間で「ワークショップフェス inナレッジキャピタル 2014 AUTUMN」が開催されました。

フューチャーライフショールームだけでなく、ナレッジキャピタル各所にあるイベントスペースも活用され、常に複数のワークショップが同時進行するこのイベント。今回は、そのワークショップフェス in ナレッジキャピタル 2014 AUTUMNで、いろいろなものを目の前にし、さまざまなことを感じ・考え、学びを得ていく、または取り組んでいく、子供たちの姿をお伝えします。

ちなみに私たちを出迎えくれたRobovie-R3は、けいはんな学術研究都市からやってきました。

親子で参加するこのワークショップでは、パソコンでプログラミングを行い、私たちがどんなサインを送るとロボットは動くのかを学びました。

ワークショップフェスに来てくれたのはロボットだけではありませせん。4階には蟻さんが登場です。

NHK Eテレの「考えるカラス」という番組と連動したこのワークショップでは、大学の先生といっしょに科学の考え方を体験します。黒い円をマジックで書いてそのなかに蟻を入れると、蟻は円に閉じ込められてしまう。この「え?なんで?!」を解き明かしていました。

もちろん、考えるワークショップばかりではありません。続いては、身体を動かす演劇のワークショップを紹介しましょう。

こちらのワークショップでは仲間と言葉を交わさずに与えられたお題を身体で表現しています。このときのお題は「車」です。表現の難しさを体感しながらも、参加者同士の交流を楽しんでいるワークショップでした。

子供だけではなく、大人も真剣だったのが、積水ハウス住ムフムラボのロゼットづくりワークショップです。

ロゼットのあのひらひらは、こういった長い紙に複数の凹凸を付けてつくられていたんですね。凹凸をつくってそれを円盤にするのに大人も悪戦苦闘。

そんな時、初めてお会いした間柄でも、席の近い人同士で助けあいながら作り合う場面も見受けられました。

3階エナレッジでは読書の秋にと、しおりづくりのワークショップです。

11月23日の勤労感謝の日の贈り物として、お母さんのためにしおりをつくってる女の子もいました。

最後に、会場を移動していたこんな方を発見。

ナレッジキャピタルに遊びに来ていたのは、親子だけではなかったようですね。サンタさんも遊びに来るナレッジキャピタルはクリスマスまで、さらにさらに面白いイベントや展示が行われます。引き続きこのコラムで報告させていただきます。(文/コミュニケーター shika)

この連載は、ナレッジキャピタルのコミュニケーターの皆さんに、ナレッジキャピタルとその周辺についてのさまざまな話題を提供していただきます。