「ル・ガラージュ クルマを楽しむためのカーライフメディアショップ」
ーーAXISビル ショップインタビュー

第16回は、アクシスビルのオープン以来、1階に店舗を構えるル・ガラージュ。クルマをこよなく愛する店長の林 洋一さんにインタビューしました。

ル・ガラージュはどんなショップですか?

クルマのある生活を提案するショップとして、世界でもほかにはない唯一の存在だと思っています。クルマを単なる移動手段と考えるのではなく、ドライブすることや洗車すること、ガレージをつくることなど、クルマに関するさまざまな楽しみ方を提案しています。また、ここ数年はお客さまとの情報交換を大切にしており、店頭やイベント参加、SNSなど、いろいろなかたちでコミュニケーションを取っています。お客さまにもル・ガラージュのショップづくりに参加していただいているのです。

ショップ内に展示されているクルマを見にくる方も多いようですが、どのように手配されているのですか?

独自のルートで、1月半のサイクルで入れ替えています。展示するクルマは、日本に数台しかない珍しいものや季節・フェアのテーマに合わせてチョイスしています。オープン以来34年、途絶えることなく展示を続けています。本やカタログでしか見たことのないような実車をご覧いただけます。

展示車両の「FIAT 1100TV Pininfarina Series1」

商品セレクトの視点は?

とくかくお客さまとよく話をします。どういうクルマに乗っていて、どういうスタイルで楽しまれているかを把握するようにしています。お客さまの顔を思い浮かべながら、喜んでいただけそうなモノ、またこんなモノ見たことない!と驚いてもらえそうなモノをセレクトしています。もちろん私も大のクルマ好きなので、自分が欲しいと思えるモノでもありますが……。

「DENTS シープスキングローブ」 色はイングリッシュタン/ブラック、ハンターグリーン/ブラック 各28,080円(税込) 

今、いちばんのおすすめの商品は?

4月にドイツで開催されるクラッシックカーの見本市「テクノクラシカ」で買い付けてきたアンティーク看板です。ル・ガラージュのお客さまは、数十年も前の古いクルマに乗られている方も多いので、ノスタルジックな雰囲気でガレージを飾ることができるアイテムとしてセレクトしました。そのほかヨーロッパで買い付けたアイテムが多数入荷しますので、ご期待ください。

BOSCH電光式看板 118,800円(税込)/ABARTH電光式看板 136,000円(税込)/Gelati Eldoradoホーロー看板 97,200円(税込) その他にも種類がありますので詳細はショップまでお問い合わせください。

若年層のクルマ離れがあると思いますがそれはどのように考えていますか?

クルマを好きな若い人が減っているということは最近よく耳にします。それでもまだ若い世代にもクルマ好きはいると私たちは感じていますので、そういう世代に向けた情報発信も行っていきたいと思います。また、ル・ガラージュは、クルマだけに限らず、バイクや自転車、ガレージングなどの楽しみ方も提案していますので、それを含めて若い人にも楽しんでいただけると思います。

ル・ガラージュの今後の展開は?

今後は、オンラインショップを強化していきます。海外で買い付けたガレージングを楽しむためのアンティーク品なども販売する予定です。マニアックなクルマアイテムだけでなく、ライフスタイルには欠かせないクルマとの暮らしを楽しめるようなラインナップを広げていきたいと思っています。

お客様にメッセージをお願いします。

今後は、幅広い層の方たちにショップへ足を運んでいただきたいと思っています。「クルマって楽しい」と思える新たな発見がありますので、ぜひ気軽にお越しいただければと思います。お待ちしております。

ル・ガラージュ
営業時間 11:00~19:00 定休日 なし
連絡先 Tel. 03-3587-2785
ホームページ https://www.legarage.jp/

この連載では、東京・六本木のアクシスビルのショップの皆さんにお店のコンセプトについて語っていただきます。前回までの記事はこちら