第1回 AXIS178号より
「ENVISION 想い、描く」

現在発売中のAXIS178号から始まった、アイシン精機 デザイン部(AISINDESIGN)によるシリーズ広告。この連載では、各号の広告コンセプトについて紹介していきます。

アイシン精機は自動車部品から住生活、エネルギー、医療にいたる幅広い分野で、豊かな暮らしを支える多彩な商品を提供し続けています。AISINDESIGNでは、スポイラー、ドアハンドル、ITS関連製品などの自動車部品だけでなく、ミシン、ベッド、シャワートイレ、エネルギー関連製品、福祉機器といったプロダクト製品のデザインを担当しています。

さて、シリーズを通してのコンセプトは「人の暮らしを豊かにするためにデザインができること」。

AISINDESIGNが新たなデザインやソリューションを生み出す際に大事にしている考え方「人の暮らしを豊かにするためにデザインができること」を構成する6つのキーワードと、関連する特徴的なデザインを6回にわたって紹介していきます。また本広告はAISINDESIGNのインハウスのデザイナーたちがコンセプトづくりからグラフィックデザインまで担当しています。AISINDESIGNのプロダクトやオリジナリティー、メンバーのデザインに対する想いなどを感じていただけると幸いです。

第1回広告の大きな画像はこちらからご覧ください。

第1回のキーワードは「ENVISION 想い、描く」

「OEKAKI50」は、「創る喜びをもう一度」をキーコンセプトに開発され、絵を描くような感覚で使い手の想いのままに刺繍を楽しむ事ができる新しいタイプのミシンです。ユーザーはミシンの前に座り、これからどんな刺繍をするか、その布でどんなものをつくるか、自分で使うのか、誰か大切な人に贈るのか、どんなふうに使ってもらいたいか……。ワクワクしながら広げた布の上に想いを馳せるでしょう。

新しいミシンの前に座った人のワクワクは、デザイナーが新たなプロジェクトに向かおうとするときのワクワクに似ているかもしれません。子供が描いた絵をもとに母親が刺繍をする。1台のミシンをきっかけに親子の新しいコミュニケーションのカタチが生まれる。そんな存在になることを願っています。

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