清水久和+天童木工による
「ラケットチェア」が宿泊施設に

弊誌連載「愛のコンティニュアスデザイン」(2014年9月号〜2015年11月号)を通じて誕生した、S&O DESIGNの清水久和氏と天童木工による「ラケットチェア」が発売を開始。和歌山にある宿泊施設「休暇村 紀州加太(きしゅうかだ)」に納品されました。

休暇村 紀州加太(http://www.qkamura.or.jp/kada/)は、紀淡海峡の和歌山側にあり、淡路島をはじめとする大小の島々を臨める立地。7月1日にリニューアルオープンしたばかりです。

施設には、オリジナルのファブリックを張ったラケットチェアのみならず、さまざまな天童木工の家具が納められ、客室の家具がフロアごとに異なるとか。これからの季節は、ハモが旬だそうです(ちなみに、春は桜鯛、冬はクエ!)。

ラケットチェアは、ホワイトビーチ(119,000円+税)とスギ圧密材(138,000円+税)の2タイプ。スギ圧密材とは、高圧・高温でスギを薄く延ばすようにプレスし、他の成形合板同様に積層することで、家具に適した強度を実現する同社独自の技術。間伐材の利用により、森林保全の点からも注目されています(http://www.tendo-mokko.co.jp/tendo-for-rest/)。

なお、ラケットチェアは天童木工の本社・東京・大阪のショールームでもご覧いただけます。