第10回
「気持ちの品質」

現在発売中のAXIS185号に掲載のシャープブランディングデザイン本部 によるオリジナルシリーズ広告のコンセプトについて、製作担当の方々に語っていただきます。

※第10回広告の大きな画像はこちらからご覧ください。

第10回「気持ちの品質」

僕たちは、オフィス機器のデザインをしている。いかに高品位に、いかに使いやすく、いかにオフィス空間に美しくフィットさせるか。やがてそんなベーシックな要素を超えて、想いは人と機器の関わり方の未来に至る。

今だってオフィス機器は、オフィスで働く人々をしっかりサポートしている。印刷されたドキュメントは、整然とトレーに並べられ、機器の操作は、見やすい画面でスムーズに行われ、電子黒板は、TV会議に連動し、僕らを地球の裏側の仲間に会わせてくれる。

さて、次に欲しいものは? さらなるコンパクト化? 操作性や作業効率の向上?

いや、次に必要なのは、機器を使う人の「気持ち」を高めるデザインだ。

僕の動きを感じて、最適な場所で資料を印刷してくれる。僕の操作をなくして、やるべきことに集中させてくれる。僕が思い立てば、どこでだってミィーティングが始められる。

単なる機器ではなく、まるでプロジェクトの仲間のように、僕たちの「さあ、やるぞっ!」を、呼び覚ましてくれる存在。そんなデザインがあるはずだ。オフィスに立つと、今日も遥かな想いが駆け巡る。

一緒に働く人の表情や気持ちの質にまで責任を持ってくれるデザイン。そうだ、僕たちは、オフィスにいる人々のパートナーをデザインしている!

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