歴史と医学研究の最先端を体感
「人体 -神秘への挑戦-」が国立科学博物館で開催

人類は、「人体」の構造や機能をどのように理解してきたのだろうか?だれもがそんな問いを立てたことがあると思う。「人体」というフィールドでそのような問いと格闘してきた先人たちの挑戦の歴史や、医学研究の最先端を展観する特別展「人体 -神秘への挑戦-」が東京・上野の国立科学博物館で2018年3月13日(火)より開催する。

本展示では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手稿」やヴェサリウスの解剖図譜「ファブリカ」、19世紀にヨーロッパから輸入された紙粘土製の人体模型「キンストレーキ」などの貴重な歴史資料を展示。人体の構造を理解するために、人類がどのような努力を重ねてきたのかが振り返れるものになっている。一方、様々な動物の臓器を詳細に調べ対比する「比較解剖学」や、NHKスペシャルで放映された「人体 神秘の巨大ネットワーク」と連動した4Kスーパーハイビジョンの体内映像で、現在の人体観や最新知見も映像で体感できるようだ。

人体研究の今と昔を概観できる展覧会。「人体」という未知で神秘に溢れるテーマ。ミクロな視点でじっくり観察して楽しめる機会となるはずだ。End

特別展「人体 -神秘への挑戦-」

会期
2018年3月13日(火)〜6月17日(日)
*開館時間、休館日は詳細よりご確認ください。
会場
国立科学博物館(東京・上野公園)
詳細
http://jintai2018.jp/