東京大学山中研究室による「Parametric Move 動きをうごかす展」が開催
アーティスト・藤堂高行の作品やトークイベントも

東京大学山中研究室(Prototyping & Design Lab)にて、当研究室で研究・制作してきたロボットをはじめとする”動く”プロトタイプ8点、アーティスト藤堂高行による視線および表情表現力を追求した小型ヒューマノイドロボット「SEER : Simulative Emotional Expression Robot」1点などが展示される「Parametric Move 動きをうごかす展」が2018年6月8日(金)から6月17日(日)の期間中開催されることが発表された。

当展では、9点のプロトタイプ全てが動く状態で展示され、作品それぞれにパラメーターの設定を変更できる小さなダイヤルが設置。これにより、来場者は動きを見るだけでなく、パラメーターと連動するロボットの変化を観察し、新たな視点を体験できる仕掛けだ。

▲SEER – Simulative Emotional Expression Robot(ゲスト作品)藤堂高行

▲READY TO CRAWL 杉原寛、山中俊治、谷川聡志

会期中の6月10日には山中俊治教授を司会進行役として、“SEER” の生みの親であり今注目のアーティスト・藤堂高行と、“READY TO CRAWL” の制作者である山中研究室博士2年の杉原寛の2人の対談も開催。オンスクリーン全盛期のいま、あえてハードウェアでの表現をとり、その動きのディティールを追求する作品への思いやこだわりを、思う存分語り合う。

当トークセッションに関して関しては、申し込みがすでに開始している。以下展覧会ページよりチェックしよう。End

「Parametric Move 動きをうごかす展」

会期
2018年6月8日(金)― 6月17日(日)15:00 – 19:00 (金土日のみ 11:00 – 19:00)
会場
東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー
詳細
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2018/