「im/pulse: 脈動する映像」展が京都で開催
映像表現の新しいあり方を模索する実験プロジェクト


映画、アート、文化人類学などの領域から映像表現の新しいあり方を模索する実験プロジェクト「im/pulse: 脈動する映像」展が開催される。2018年6月2日(土)から2018年7月8日(日)まで、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて。

フィールドワークを活用したポストコロニアル理論など、文化の差異や他者をキーワードに意味作用を問う作品が1990年代以降に増え、その次の展開として、幅広い学問領域の知と技術を活用し、言語理解だけでなく、深部の感覚や感性の作用の差異を扱う表現が注目されている。

当展では、遊牧民のごとく旅する映画監督ヴィンセント・ムーン、身体を接触させる即興的パフォーマンスを繰り広げつつ映像・写真作品を制作する集団contact Gonzo、言語の枠に捕らわれない感覚的な知や経験の領域を探求するAnthro-film Laboratoryらによる展示、パフォーマンスに加え、映像人類学者の川瀬慈(国立民族学博物館准教授)をディレクターに迎え、公開型のセミナーや実験などが行われる予定だ。End

im/pulse: 脈動する映像

会期
2018年6月2日(土)~2018年7月8日(日) 11:00-19:00(月曜休館)
会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
入場料
無料
公式サイト
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20180602_id=12428#ja
その他
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