建築家・藤村龍至の個展が2018年7月31日(火)から開催
「ちのかたち-建築的思考のプロトタイプとその応用」

▲©Gottingham

東京・港区のTOTO ギャラリー・間にて、2018年7月31日(火)から9月30日(日)に、建築家・藤村龍至の個展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」が開催される。

単純な形状から、細かな与条件をひとつひとつ反映し、多数の模型で比較・検討を重ねる独自の設計手法「超線形設計プロセス」を展開する藤村龍至。当展では、各プロジェクトで使用した 300 余りの模型群や、数千にもおよぶ画像を AI(人工知能)に学習させデザインした椅子、施工風景を含むタイムラプス映像など、かたちが生み出されるプロセスを通じて、彼の理念と実践を紹介する。

▲OM TERRACE(埼玉県、2017年) ©Takumi Ota

実例として、大宮駅東口駅前の小さな公共施設「OM TERRACE」は、6 回の公開ミーティングを経て 2017 年に完成。街路を引き込むような屋上のテラスは、多くの人を呼び込み、イベントでの利活用が見込まれ、地域の活性化が期待されている。 藤村が「ちのかたち」と名づけた開かれたプロセスの先に、次の時代の建築の息吹を感じとれるだろう。

建築家・藤村龍至展「ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用」

会期
2018年7月31日(火)~9月30日(日) 11:00-18:00
月曜・夏季休館:2018年8月11日(土)~8月15日(水)
入場料
無料
会場
TOTO ギャラリー・間
詳細
https://jp.toto.com/gallerma/