2017年末の刊行以来好評を博している、クリエイティブ・ディレクターで十和田市現代美術館館長の小池一子氏による著書『イッセイさんはどこから来たの？　三宅一生の人と仕事』（HeHe / ヒヒ刊）は、常に独自の観点で衣服の概念を変えるものづくりを行ってきたデザイナー・三宅一生氏の活躍と制作を、特別な距離で見守り、関わってきた小池氏によるエッセイだ。

本書には、横尾忠則氏の、1977年から1999年までのイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状、21シーズン・29点のカラー図版が各章の扉で掲載されている。

この書籍の発売を記念した展示「イッセイさんはどこから来たの？ 三宅一生の人と仕事」展が東京・銀座の森岡書店にて2018年6月26日（火）から開催される。

当展は、書籍のなかで紹介されているイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から、厳選された現品が展示されるもの。

▲イッセイ ミヤケ パリ・コレクション 招待状（1979 年 春夏）

横尾氏の巧みなグラフィックはもちろん、紙のテイスト、印刷技術へのこだわりは、実物ならではの迫力。大判で圧倒的な美しさを体感できる貴重な機会になりそうだ。