パナソニックによる難聴の早期発見を啓発するWebサービス
「聴き鳥テスト」がスタート

「補聴器の日」でもある2018年6月6日(水)より、パナソニックのWEBサービス「聴き鳥テスト」がスタートした。

当サービスは、加齢により最初に聞こえづらくなる音のひとつとも言われる野鳥のさえずりを使って、楽しく「聞こえor聞き取る力」を確認し、難聴の早期発見・補聴器の早期装着を啓発するもの。パナソニック補聴器では、当サービスを補聴器販売店などの店頭で実施する。

▲鳥の鳴き声が聞こえるかを確認できる「聴き鳥テスト」。

当Webサービスは、現在地を測定しその近くで生息が確認されている野鳥を画面上に表示し、その中から鳴き声を聴きたい鳥を選んで”聴きとる力”を確認することができるものだ。

鳥の鳴き声による”聴きとる力”のテストのほか、地域ごとの鳥の鳴き声などの情報を確認できる「鳴き鳥MAP」、60種類の鳥データを収録した「聴き鳥図鑑」といったコンテンツも楽しめる。

▲「聴き鳥図鑑」は”聴き取り難易度”や”環境”などの項目で鳥の情報を絞り込み検索できるものだ。

日本全国どこからでも利用できるので、聴き取りだけでなく野鳥観察やその予習にも活用できる(別途ネットワークへの接続は必要)。なお、当コンテンツは鳥類等の分布や生態行動について調査研究を行なっている認定NPO法人バードリサーチの協力のもと制作されている。

▲『聴き鳥テスト』野鳥のさえずりで“聴きとる力”を楽しくチェック [Panasonic]

パナソニックの補聴器を利用した「聴き鳥テスト」体験

▲NPO法人バードリサーチ:植田睦之氏

また、当サービスのローンチに合わせ、高尾山・小下沢林道にて、バードリサーチの主催により、2017年にグッドデザイン賞の金賞を受賞したパナソニックの充電式耳かけ型補聴器「R4シリーズ」を使った「聴き鳥テスト」体験会が開催された。

▲小下沢林道あたりでは、メジロやヒガラ、ヤブサメなど多くの野鳥が生息しているらしい。その中でも、ヤブサメの鳴き声は他の鳥の鳴き声とくらべて音域が高く聴き取りにくいそうだ。

▲補聴器をはじめて利用した参加者によると、「林道を歩く砂利の音や沢の音がよく聞こえた」とのこと。

また、「普段はヤブサメの声は聴き取ることができない」。という参加者も、当補聴器を利用することでヤブサメのさえずりを楽しむことができていた。

ふと足をとめて、鳥の鳴き声に耳をすませるとともに、当たり前になっている”聴く”という行為を振り返ってみてはいかがだろうか。End

パナソニック Webサービス「聴き鳥テスト」

対応環境
iOS10.0以上 / Android6.0以上 (モバイルサイトのみ)
URL
https://kikitoritest.jpn.panasonic.com/