「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展が開催
ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶が一堂に

▲エルメス社「天皇陛下御即位記念香水瓶」1990年、サン・ルイ

静岡県掛川市の資生堂アートハウスでは、19世紀末以降、次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を取り上げた「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を、2018年7月3日(火)から9月2日(日)まで開催する。

本展では、ルネ・ラリックをはじめ、彫刻家として活躍し、1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール、シュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリなどによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ90点を展示する。

また、タピスリーは1960年代から70年代にかけて国内で制作されたもので、京都の美術織物を専門とする工房などに資生堂が依頼し、岡 鹿之助や前田青邨など当時の画壇を代表する作家の原画をもとに、一点物として織り上げられた。

▲リュバン社「運命」1921年、バカラ

▲「みづうみ」原画:東山魁夷、羊毛・金糸/木綿、1971年

好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き、香水瓶もタピスリーも、その豊かな装飾性によって、人々の生活と心に悦びをもたらしてくれるだろう。End

「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展

会期
2018年7月3日(火)~9月2日(日) 入場無料
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)、夏季休館:8月13日(月)~8月16日(木)
会場
資生堂アートハウス
詳細
http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/