Googleによる気球を使った4Gインターネット網整備「Project Loon」
ケニアからウガンダへの拡大を発表

アフリカ東部にあるウガンダの国家情報技術局(National Information Technology Authority of Uganda)は、Googleの姉妹会社「Loon」による、気球を用いたインターネット網整備プロジェクト「Project Loon」が、ケニアで4Gインターネットサービスを提供すべく立ち上げられてから1ヶ月後に、同プロジェクトをウガンダでも開始することを発表した。

Googleはケニアの電気通信会社「Telkom Kenya」と提携し、ケニア中部地域で2019年に同サービスを開始予定で、このプロジェクトをケニアに隣接するウガンダで拡大することになる。

Googleの親会社であるAlphabetの子会社「Loon」によるこのプロジェクトは、農村部や郊外でインターネットが利用できるようにするもので、地上約18kmの高度の成層圏に高高度気球を配置し、4G-LTEの通信速度で上空に無線ネットワーク網を構築する。

ケニアやウガンダでの同プロジェクトが成功すれば、インターネットへのアクセシビリティを向上させたい途上国はますます増えるだろう。GoogleとLoonの今後のプロジェクトに注目だ。End