「Naked Labs」が世界初の家庭用3Dボディスキャナー「Naked」を開発
全身をスキャンして個人で体の変化を管理

サンフランシスコに拠点を置く「Naked Labs」は、1400万ドルの資金調達を行い、世界初となる家庭用3Dボディスキャナー「Naked」を開発した。同品は、事前予約者にはすでに順次発送を進めており、2018年第4四半期には一般発売される予定だ。

Nakedの中核をなす技術は、Intel® RealSense™ Depthセンサーを搭載したWiFi / Bluetooth対応のミラー。専用の回転式の体重計に乗れば、15秒かけて360度回転して全身をスキャンし、ユーザーの人体モデルを3Dでアプリに表示してくれる。

スキャン後には、体脂肪率、脂肪量と除脂肪量、身体測定値、体型比較、および過去データによるグラフといった全身の測定結果を見ることが可能。

Naked Labsは、一人ひとりの体にはストーリーがあると考えている。客観的・視覚的な方法で自分自身を見つめる機会を提供することで、ダイエットやエクササイズ、その他の日々の決定が体に及ぼす影響力がはっきりとわかるようになる。

また、進捗がすぐにわかるため、ユーザーはモチベーションや責任感を維持することができるという。かつてはフィットネスジムや医療機関でしか得られなかったこうした情報がオープンになり、個々人が体の変化を管理できるようになるだろう。End