風味を長期間保持できるバリア紙パック
「低吸着EP-PAK」が TOKYO PACK 2018 で展示中

凸版印刷は、バリア紙パック「EP-PAK(イーピーパック)」で、清酒や焼酎などのアルコール飲料に含まれる香気成分の容器への吸着を低減し、風味を常温で長期間保持できる「低吸着EP-PAK」を開発したと発表した。

「EP-PAK」は同社が開発した口栓付き液体用紙製容器で、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能。清酒や焼酎などの飲料はもちろん、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野での採用実績がある。

新開発の「低吸着EP-PAK」は、同社の独自技術で開発した低吸着性能を有する内装フィルムを、容器と内容物の接触層に使用することで、風味を保持でき、アルコール飲料に含まれる香気成分の残存率の向上を実現。

香気成分の残存率は従来の「EP-PAK」と比較して約20%向上、さらなる風味の長期間保持ができるようになった。2018年12月より酒類業界向けに販売を開始し、2020年度に約3億円の売上を目指すという。

なお本製品は、2018年10月2日(火)から10月5日(金)まで開催される「TOKYO PACK 2018」の同社ブースにて展示される。End

TOKYO PACK 2018-2018東京国際包装展-

会期
2018年10月2日(火)~10月5日(金)
10:00~17:00
会場
東京ビッグサイト
凸版印刷ブース(東2ホール・小間番号2-42)
詳細
http://www.tokyo-pack.jp/