NECがヒアラブルデバイスの活用領域を拡大する新技術
「バイタルセンシング技術」「ノイズキャンセル技術」らを開発

NECは、ヒアラブルデバイスの活用領域を拡大するため、これまでの耳音響認証技術、屋内位置測位技術、音響AR技術に加え、人の体調をセンシングする「バイタルセンシング技術」と、騒音下でもクリアな音声を届ける「ノイズキャンセル技術」を新たに開発したと発表した。

さらに、実証実験用プロトタイプとして、新技術を搭載したネックバンド型ヒアラブルデバイスを新たに開発し、既存のイヤホン型ヒアラブルデバイスには「ノイズキャンセル技術」を搭載したという。

▲ネックバンド型ヒアラブルデバイス

現場で働く人々の安全管理は企業にとって重要な課題である。今回開発した「バイタルセンシング技術」、「ノイズキャンセル技術」は、ヒアラブルデバイスから得られる生体情報、活動状態、音声などの多様な情報を活用することで、生活や仕事における様々な活動を妨げることなく、健康管理や業務効率化などの新しいソリューション創出を支援するもの。

耳音響認証技術は同社の生体認証「Bio-IDiom」の中核技術のひとつ。今後、同社はパートナー企業との共創や実証実験を行い、ヒアラブルを活用したコンピューティングスタイルの実現と幅広い市場への浸透を目指すそうだ。

なお、こうした取り組みについては「CEATEC JAPAN 2018」と、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」にて紹介される。End

CEATEC JAPAN 2018

会期
2018年10月16日(火)~10月19日(金)
会場
幕張メッセ
時間
10:00~17:00
詳細
https://www.ceatec.com/ja/showfloor/detail.html?id=12024

C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018

会期
2018年11月8日(木)・11月9日(金) 無料
事前登録制(展示は当日登録可)
会場
東京国際フォーラム
時間
9:30~18:00
※展示会場は10:00~18:00
詳細
https://uf-iexpo.nec/