「MINI」が打ち出す居住空間、MINI LIVING アーバン・キャビン
「ハウスビジョン北京」で披露された最新コンセプトを紹介。

クルマだけでなくライフスタイルの提案へとさらなる拡張を続けるMINI。都市空間の創造的活用をテーマにしたMINI LIVING アーバン・キャビンの最新コンセプトでは、限りある空間での豊かな暮らしを追求している。先頃、北京で開催された「ハウスビジョン」で発表したのは、北京の歴史的住宅様式から着想した都市の風景をインテリアに取り入れる試みだ。

北京で披露された最新コンセプト

2018年9月21日から11月6日まで北京で開催されたハウスビジョン。「家」を多様な産業の交差点と見立て、これまで体験したことのない住まいのあり方を探る試みでMINIは、MINI LIVINGアーバン・キャビンの最新コンセプトを展示した。

これはMINI LIVINGというコンセプトから生まれた作品の第4弾にあたり、わずか15m2の面積ながら多様な用途とさまざまな可能性を備えた居住空間だ。ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどにつづき、現地の都市におけるアイデンティティやカルチャーから着想したデザインとなっている。

このプロジェクトの開始は16年。クラシック・ミニのために打ち出した独自の空間利用を住宅にも展開した。最小限の空間で地域のアイデンティティやコミュニティの交流を生み出しつつ、同時に最大限の生活の質を追求するというものだ。

体験的な空間を気鋭の建築家とともにつくり出す

MINI LIVING アーバン・キャビンを構成する要素は3つある。MINI LIVINGのデザインチームの設計による、リビングと寝室、そしてキッチンとバスルームという外側のモジュール。その内側にある3番目の要素は本作品の特徴となっている、体験的な空間だ。

空間デザインでは、コラボレーターとして世界各地で活躍する建築家が参加している。北京では孫大勇(ダヨン・スン)氏が招かれ、歴史ある胡同(フートン)の中庭から着想し、都市における新たな出会いを誘発するオープンエリアが誕生した。

このインタラクティブな出会いの場となるスペースの上部には金色の鏡が取りつけられ、都市のさまざまな表情を映し出している。また、中央に設置されたブランコは、遊び心のあるアクセント。建物を囲むようにして収納スペースや椅子も用意されている。

MINI LIVING アーバン・キャビンからは次々と新たな提案が誕生し、マイクロアパートメントの創造的な可能性を実証してきた。19年にオープンする中国初の共同生活プロジェクトでは、NOVA Property Investment Co.と協力し、上海・静安区の使われていない工業団地をリノベーション。都市空間の利用方法を大胆に転換し、マンションやオフィス、文化・レジャー施設が入る多目的施設に生まれ変わる予定だ。

▲2017年10月にニューヨークのブルックリンで展開されたアーバン・キャビン。建物の一部が回転し、キャビンの内部が外部の環境へと開かれる。

▲LAデザインフェスティバル(2018年6月)において披露されたプロジェクトの第3弾では、壁の変形や回転などの工夫で、空間を最大限に利用するキャビンを発表。

▲来年、上海に完成予定のプロジェクトは、さまざまなサイズの居住ユニットを提供することで、多様なライフスタイルに対応し、活気のある都市環境を生み出す。

クルマのデザインに込めたコンセプトをライフスタイルにまで押し拡げるMINIは、旧来とは異なる新たな都市像をこれからも提案しつづける。

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MINI.com/LIVING