日建設計・隈研吾・SANAAによるデザイン
渋谷スクランブルスクエアが2019年秋の開業を発表

日建設計隈研吾建築都市設計事務所SANAAの三社がデザインを手がける「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」。東京急行電鉄東日本旅客鉄道東京地下鉄によって、同施設の開業時期が2019年秋となること。また、展望施設・産業交流施設の名称・ロゴ、コンセプトなどが発表された。

本施設は、渋谷エリアでは最も高い地上230メートル・47階建てで、展望施設、産業交流施設、商業施設、オフィスで構成するもの。

14階・45階~屋上の展望施設の名称は「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」に決定。日本最大級の屋上空間を有し、渋谷のスクランブル交差点や、富士山、東京スカイツリー®などを一望できる。また、デジタルテクノロジーで来場者の感覚を刺激する体験型展望空間を展開予定だ。

15階の産業交流施設の名称は「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」。コミュニティコンセプトを「Scramble Society(スクランブル ソサエティ)」とし、多様な人たちが交差・交流し、社会価値につながる種をうみだす未来共創施設へ。地下2階~14階には、営業面積約32,000平米の都市型商業施設を展開。変化と創造の街・渋谷にふさわしく、心が躍り心に響く旬感を体験できる「世界最旬宣言」をビジョンに据えた。17階~45階は、賃貸面積約73,000平米、基準階面積は最大約2,900平米㎡(約870坪)のハイグレードオフィス。渋谷最大級の広さに加え、渋谷駅直結・直上の高い利便性を誇る。

「混じり合い、生み出され、世界へ」をコンセプトに、日本を代表する名所、渋谷のスクランブル交差点に面する新たな「SQUARE(街区/広場)」として、渋谷の中心からムーブメントを発信、新たな文化を生み出すステージを目指すことになる。End