ドイツのNOVUS社が挑む新たな電動バイク
カーボンファイバーを使用したシンプルなデザイン

ドイツ・ブラウンシュヴァイクを拠点とするNOVUSは、シンプルなデザインの新たな電動バイクのプロトタイプを公開している。

専用のリチウムイオンバッテリーにより航続距離は60マイル(約96km)で、都市部では3時間を超える走行が可能。また、1時間で80%まで充電ができる。

エンジンはブラシレスハブモーターで、高電圧バッテリーのエネルギーから最高速度60マイル(約96km/h)を実現。最大出力は最大14 kW、トルクは200 Nmで駆動する。チェーンやクラッチなどの磨耗部品はなし。

カーボンファイバーを使用したユニークなモノコック構造で、ボディをサポートするとともに外装を形作っている。従来のスチール製やアルミニウム製の構造と比較して、軽量で剛性が高く、ビジュアル的にも優れている。

インターフェースはスマホを設置することで、制御盤や表示機器にもなり、デジタルキーとしても利用可能。

また、カーボンファイバー製のブレーキレバーを握ると、超軽量のモノブロックキャリパーが230 mmのブレーキディスクを押さえつけてくれる。フローティングブレーキディスクにより、高荷重下でも最適なブレーキ性能を確保できる。

NOVUSの制作風景からは、新たな電動バイクを作ろうとするチームの意気込みが感じられる。公式HPによると、1000台限定で価格は税別39500ドル(約430万円)からを予定しているそうだ。End