TAKT PROJECTがデザインする漆器ブランド「KISHU+」
メゾン・エ・オブジェ・パリに2018年に続き出展

▲MICHIKAKE / Wall light (Photo:Masayuki Hayashi)

デザインオフィス TAKT PROJECTは、2019年1月18日(金)から1月22日(火)までパリで開催されるメゾン・エ・オブジェ・パリ(MAISON&OBJET Paris)2019年1月展に出展すると発表した。

2018年に続き2度目の出展となる今回は、TAKT PROJECTがデザインディレクションを担当した漆器ブランド「KISHU+(キシュウプラス)」を披露。

▲Photo:Masayuki Hayashi

「先端工芸」をキーワードに、新しい技術を取り入れ、これまで培った技や表現をより一層拡張するための取り組みを続けるKISHU+では、「AKARI IN JAPAN」をコンセプトに、3つの照明プロダクトに焦点を当てる。

漆器の光に魅力を見いだし、漆器を日本のあかりを創り出すための照明として再解釈したプロダクトだ。

▲KOMOREBI / Stand light (Photo:Masayuki Hayashi)

▲SHIZUKU / Pendant light (Photo:Masayuki Hayashi)

眩く輝くような光ではなく、陰翳に光の美を感じ取るのが日本人の感性だという。光を纏い湛えるかのように深みのある艶を放つ漆器は、光に対する日本の感性を体現する存在であり、その陰翳の美を照明として表現している。

陰翳の存在が光の表情を幾重にも豊かにする。空間に光を与えるのではなく、陰影を生み出すための照明、それが「日本のあかり」なのだ。End