カナダの写真家 ベンジャミン・ボン・ウォン
ベトナムでストローを使ったインスタレーションを披露

カフェやレストランでよく使われるストローは、軽くて小さいために世界中のほとんどの場所でリサイクルが困難だとされている。

こうした課題に、カナダの写真家 Benjamin Von Wong(ベンジャミン・ボン・ウォン)は最新のプロジェクト「strawpocalypse」を制作。人々にこれからはストローを使わないように求めるインスタレーションだ。

ベトナム・サイゴンでのプラスチックごみ削減プロジェクト「Zero Waste Saigon」は、スターバックス・ベトナムと数百人のボランティアの協力を得て、6か月以上かけて168,000本のストローを収集し、このイベントを支援したという。

波のさまざまな部分を表現するのにストローの色を分類。波のベース部分は緑・青・黒、上部の泡は白、砂はオレンジ・黄色、といった具合に使用した。

また、同時に回収した透明なビニール袋は、ストローを支えるだけでなく、構造内のLED照明の拡散板としても機能。

このインスタレーションには2週間の作業時間を要したそうで、2019年3月24日(日)までホーチミン市の Estella Placeで展示される。また、この展示が終了したあとに同作品を展示できる新たな場所(企業、団体、博物館など)も探しているそうだ。End