神奈川県と上海市を拠点に佐々木章行が手がける家具・インテリアのオリジナルブランド「IKASAS（イカサ）」。2018年は「design SHANGHAI」に参加するなど、主に中国全土での展開に力を入れているという。

さまざまな社会背景や環境の変化、生活者の意識変化などがあるなかで、古今東西の知恵と文化を汲んだ、現代生活者のためのベーシックな家具と日用品を提案している。

そのひとつである「KAMOME STOOL」は、2.3kgと軽量で使いやすく、強度に富み、ホームユースとコントラクトユースの両方に適した木製スツール。大空を舞うカモメのような軽快な造形で、日常空間やカフェ空間などに彩りとリズムをもたらしてくれる。

高度な二次元の成形合板技術により、使用する資源と構成部材をできる限り削減、環境負荷の軽減と軽量化を実現している。また、スタッキング機能で人数の増減に対応、物流効率も向上できるとしている。

GOOD DESIGN AWARD 2018やiF DESIGN AWARD 2019を受賞した同品のみならず、IKASASの国を跨いだ今後の展開が注目される。