ビー・エヌ・エヌ新社から新刊書「ミスマッチ　見えないユーザーを排除しない『インクルーシブ』なデザインへ」が発売される。

本書は、ビジネスとインクルージョン（包摂）は両立可能なのかという問いを掲げ、元Microsoft、現在はGoogleで「包摂的なデザイン」をリードする著者キャット・ホームズが語る、現在のプロダクト／サービスづくりには欠かせない視点をもたらす一冊だ。

デジタルプロダクトを中心に、より多くの人々がひとつの製品やサービスに触れるようになった。しかしこれにより、身体的、心理的、文化的に対象ユーザーから排除されてしまう人々や、実は以前から排除されていた人々の存在が浮かび上がるようになってきたという。

こうした多様なユーザーを見えなくする慣習を捨てて、インクルーシブなデザインをビジネスで実現させるための、経営者やデザイナーに向けたフレームワークを提供しようとするものだ。

モノやインターフェイス、サービスを設計する際のインクルージョンへの指針を与えてくれる一冊で、2019年3月15日（金）より全国の書店、WEBサイトなどにて発売予定。定価は2,300円（税別）となっている。