▲展覧会メインビジュアル

東京・六本木の東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTで、2019年3月15日（金）から6月30日（日）まで、企画展「ユーモアてん。／SENSE OF HUMOR」が開催される。

本展では、アートディレクター 浅葉克己が国内外を旅しながら集めた、彼のデザイン活動のインスピレーション源となる資料やファウンド・オブジェ、さらにはユーモアのシンパシーを感じるデザイナーやアーティストの作品を紹介。

▲浅葉克己ポートレート

「人間の笑いは、どこから来るのか。ユーモアの本質とはどこにあるのだろうか。ひとりで笑うこともあるが（孤独な笑い、ブラックユーモアというのか）、人間は誰かと会って、これ面白いよねと同意して笑うこともある。時代や国や文化によって異なるユーモア感覚もあるが、すべてを超えた笑いも存在するのではないだろうか」と浅葉は語っている。

ユーモアの感性こそがデザインやものづくりにおいて重要な、コミュニケーションの本質ととらえる彼の世界観が味わえ、「あまねく地球上に存在するすべてのユーモアの源泉を集めてみたい」という彼の願望を目の当たりにできる展覧会だ。

▲日比野克彦「種は船　Y150丸」2008年（左）、「種は船　横トリ丸」2008年（右）

▲ジョン・ウッド＆ポール・ハリソン「The Only Other Point」2005年

会期中は浅葉のトークショーをはじめ、多数のイベントを企画しているそうだ。