21_21 DESIGN SIGHTで「虫展 −デザインのお手本−」が開催中
TAKT PROJECTがアメンボのように水に浮かぶドームを披露

東京・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTでは、2019年11月4日(月・祝)まで企画展「虫展 −デザインのお手本−」が開催中である。虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会だ。

デザインスタジオ TAKT PROJECTは、同展に作家として参加。アメンボのように水に浮かぶ、しかし、アメンボの数百倍大きいドームを製作した。

このドームは固定されておらず、アメンボと同じ原理で水面に浮かぶんでいる。空気の流れでゆらりと滑りながら静かに水に浮くドームで、表面張力で水面に建っている構造体だ。

虫は体が小さいけれど、小さいからこそ、決して自然をねじ伏せることなく、しなやかに生活している。それはまるで、自然を相手にした合気道のようだ。そんな虫のあり方をお手本に、自然を制御しようという発想とは真逆の発想で構造物を建てる試みとなっている。End

虫展 −デザインのお手本−

会期
2019年7月19日(金)~11月4日(月・祝)
※火曜休館(10月22日は開館)
開館時間
10:00~19:00(入場は18:30まで)
会場
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
詳細
http://www.2121designsight.jp/program/insects/