ポルシェが業績とサステナビリティレポートを公開
絵やグラフィックを使いビジュアルも重視

ポルシェは、年次業績の発表に合わせて、最新の年次報告書とサステナビリティレポートを公開している。同社では経済、環境、社会的要因はすべて密接に関連するものとして、財務報告にサステナビリティに関する情報を組み合わせているのだ。

この報告書には2つのセクションがあり、「展望」と題された前半部分では、ライターや写真家、イラストレーターがデジタル化に向かうこの時代において、社会とポルシェに関わる未来の重要な問題を指摘している。

たとえば、産業界の激動の時代に自動車部門が直面する問題とテーマを提起し、145ページにわたってアイディアを示唆したり、厳しい指摘をしたりしている。メインテーマは「行動(doing)」で、課題に全面的に取り組み、革新的な解決策を求めている。

後半部分の「業績」では、出来事と数値に照らして前年度の業績を客観的かつ適切に示している。168ページにわたり財務状況のデータと分析、鍵となる数値を提示。拡張現実を使い面白く有益な要素を絵やグラフィックで描くことで、報告書に彩りを与えている。さらに、あらゆる分野におけるポルシェのサステナビリティへの取り組みについても説明している。

この報告書はドイツ語版、英語版、中国語版を用意。特別サイトPDFで閲覧が可能だ。End