有田から世界へ、新しいテーブルウェアブランド「UTSUÀ(うつわ)」
ミラノデザインウィークでデビュー

ロッテルダムで活動をするオランダ人デザイナー、タイメン・シュメルダース(Tijmen Smeulders)と有田の窯元、商社が約1年半をかけて商品開発を行った新しいテーブルウェアブランド「UTSUÀ(うつわ)」が、2019年4月9日(火)から4月14日(日)に開催の、イタリア、ミラノデザインウィークでデビューする。

同ブランドは、2016年の有田焼創業400年事業のひとつとして、佐賀県在日オランダ王国大使館との協定により始まったクリエイティブレジデンシーアリタ事業。有田に滞在したタイメンのデザインを、現代のテクノロジーと職人の高度な手仕事によって製品化した。

コレクションでは、極めて精巧なレリーフ(しのぎ)が、デザインの要となっている。また、側面に細かく入った彫は、視覚と手に取ったときの感覚に訴える。

様々な工程で最新のテクノロジーを駆使しながら、職人の手仕事で仕上げを行うことにより、デザインを器に表現した。

カラーはナチュラル・ライトグレー・ウォームベージュの3色で、盛り付けた料理がさらにおいしく見えるためにはどんな色が最適なのか考えられている。End