三井化学とグリーン・ワイズがミラノデザインウィークでコラボ
ユニークなフラワーディスプレイを発表

三井化学は、室内・屋外緑化・舞台造園などの緑化事業を展開するグリーン・ワイズが2019年4月14日(日)まで開催中の世界最大のデザインイベント ミラノデザインウィーク2019へ出展するにあたり、コンセプトを実現するための素材協力を行った。

グリーン・ワイズは、身近にある本来の自然を切り取り、ライフスタイルやインテリアに取り入れる「スローグリーン」を提唱している。

▲SunSensors(TM)

三井化学はそのコンセプト実現のため、太陽の光で色が変化するフォトクロミック・テクノロジー「SunSensors(TM)」(サンセンサーズ)を使ったリング、植物由来のウレタン素材「STABiO(R)」(スタビオ)を使った水が浮遊する透明な花器の製作で協力。

▲STABiO(R)

サンセンサーズ(TM)は、メガネレンズ材料として世界トップシェアを誇る三井化学の調光(フォトクロミック)レンズブランド。インマスタイプであるにも関わらず、トップレベルの退色スピードを実現し、コーティングタイプのレンズに比べて調光性能が長持ち。今回は3色に色が変わるリングとして使用している。

また、スタビオ(R)は、三井化学が開発した世界初のウレタン新素材。植物を原料とするバイオマスプラスチックで、ライフサイクルでの二酸化炭素排出削減に貢献するもので、透明性、耐久性も有しており、さまざまな成形材に使用可能。今回は透明な花器として使用し、表面の硬度を調整することで、細い茎でも自立させる滑りにくさを実現した。End