パナソニックデザインがヴィトラとDaniel Rybakkenとコラボ
透明ディスプレイの新たなコンセプト提案「Vitrine」を公開

パナソニックデザインは、ミラノサローネ国際家具見本市において、ヴィトラとデザイナー Daniel Rybakkenとのコラボレーションによる映像テクノロジーと空間の新たな可能性をコンセプトモデルとして参考出展している。

Vitrine : 美しいガラスのショーケース」は、透明ディスプレイの新たなコンセプト提案で、先進テクノロジーが私たちの生活空間にどのようにシームレスに調和するのかをこの三者で検証。インテリアに溶けこむだけでなく、空間のアクセントとなり豊かな体験価値を創り出す「Vitrine」ができあがった。

ガラスショーケースのような佇まいの透明ディスプレイで、鮮明な映像を映し出すディスプレイへと変化する。木、金属、ガラスなどの素材で構成されたデザインは、テクノロジーパーツを巧妙に木製フレーム内に隠し、透明ディスプレイのスタンドも兼ねている。

フレーム内に隠されたLEDを点灯させると、ディスプレイの透明性が増し、空間のなかにさらに美しく溶けこむという。

パナソニックデザインのデザイナー Michael Shadovitzは、「空間と行動の視点からデザインにアプローチすることで、新しいアイディアやデザインの明確な方向性に目を向けた。透明ディスプレイによって、私たちは、空間に静かに溶け込むだけでない、ワクワクするダイナミックな体験を創造することを目指した」とコメントしている。End