ドバイ万博日本館のユニフォーム制作
東レが協賛、デザイナーはANREALAGE 森永邦彦に決定

日本政府は、UAEで開催される「2020年ドバイ国際博覧会」の公式ユニフォームを制作するにあたり、東レが協賛パートナーとして参画し、デザイナーは「ANREALAGE(アンリアレイジ)」の森永邦彦に決定したと発表した。

デザインの発表は2020年1月で、制作したユニフォームは、2020年10月から始まるドバイ万博日本館でアテンダントが着用する予定となっている。

東レの高機能素材を活用するほか、ドバイ万博のテーマ「Connecting Minds, Creating the Future(心をつなぎ、未来を創る)」や日本館テーマ(仮)「The Crosspoint for the Future. (地球交差点)」を踏まえて、ドバイおよび中東の文化要素を取り込んで「つながり」を表現するそうだ。

森永は、「万博という国際的な場において、制服を担当する機会を頂き、大変光栄に思います。私たちは“日常・非日常・時代”のクロスオーバーを信念に洋服づくりを続けてきました。そのブランドの信念を生かし、世界中の文化がクロスオーバーする万博の場において、あらゆる境界を越境し、既成概念に囚われない制服を目指したいと思います。受け継がれてきた日本の美意識を踏まえ、装いが、人と人、そして、時代と時代を繋ぐ役割を果たせるよう努めます」とコメントしている。End