IoTでトイレの空満状況をリアルタイムで確認
バカンが提供する「Throne」

IoTを活用してトイレの空満状況を配信するサービスを行うバカンは、神奈川県川崎市およびNTT東日本と連携し、2019年5月5日(日)・5月6日(月)に開催される「サイバスロン車いすシリーズ日本2019」に合わせて、会場およびその周辺の多目的トイレの空満状況をリアルタイムに地図上で閲覧できるサービスを提供する。

複数の施設のトイレの空満状況を地図から一覧確認できるプラットフォームは、バカン初のサービスになるという。

現在、車いすの利用者やオストメイトなど十分な利用時間が必要な人や、異性の介助などにより男女別トイレの利用が困難な人といった、多様な人が多目的トイレを利用している。しかし、やっとの思いで多目的トイレにたどり着いても、長時間待たなければならないという事態もあり、移動前に多目的トイレの空満状況を知りたいという要望があった。

そこで、IoTを活用してトイレの空満状況を把握できる空席情報検索プラットフォーム「Throne」を導入、トイレが空いているかをセンサーで検知する。

検知した多目的トイレの空満情報は、同競技大会の会場となるカルッツかわさきに設置されたサイネージや、スマートフォン向けの地図情報ページ上に表示。これにより、現地に訪れなくても多目的トイレの空き状況がわかるようになる仕組みだ。End