AIがつくった!?新スポーツ「Speedgate」
400以上のスポーツを分析して開発

さまざまな分野で取り入れられているAIだが、スポーツの分野でも面白い試みが行われている。クリエイティブエージェンシー AKQAが公開しているのは、AIが作ったスポーツ「Speedgate」だ。

今回、世界中で行われている400以上のスポーツをAIで分析。「RNN」によるテキスト生成や、「DCGAN」による画像生成を駆使して、フィールドやボールをはじめ、細かなルール設定、さらにロゴまでも作成して、Speedgateという新しいユニークなスポーツが誕生した。

1チーム6人制、3人ずつフォワード、ディフェンダーに分かれ、ボールは専用ボールがない場合は、練習用ラグビーボールを使用。フィールドは楕円形で、そのなかに2本のポールでできたゲートが3つある。

キックで中央のゲートにボールを通過させるとキックオフになり、ゲームがスタート。パスをつなぎ、サイドにある相手のゲートにキックでボールを通過させると2点、さらにこの通過したボールを反対側から再度蹴りこめばもう1点追加される。

This is Speedgate from AKQA on Vimeo.

実際のゲームの様子を見てみると、フィールドの全長は180フィート(約54m)とそれほど広くなく、フィジカルな接触もほとんどないので、子どもから大人まで参加でき、男女混合でも楽しめそうなスポーツのようだ。End