参院選候補者に「文化芸術マニフェスト」を問う
Manifest for Arts「ManiA」プロジェクト始動

これまで日本の政治や選挙では、文化芸術やクリエイティブ産業などが争点になったことはほとんどなかった。それは芸術分野に携わる者がみな強く実感していることではないだろうか。

そこで、アートローグは、文化芸術を政治の場でのイシューにするために、2019年夏に行われる予定の参議院議員通常選挙のすべての候補者に「文化芸術マニフェスト」を問うプロジェクト「ManiA(マニア・Manifest for Arts)」を立ち上げた。

これに伴い、プロジェクトを実施するために、5月21日(火)より「MOTION GALLERY(モーションギャラリー)」にて、クラウドファンディングを開始している。

同プロジェクトは、同選挙の全国の各候補者に文化芸術に対するビジョン「文化芸術マニフェスト」を尋ね、回答をWEBサイトに集約、公開するもの。開票日には当選速報の報道を視聴しながら、当選者の回答を参加者で確認し、ディスカッションするイベントを行い、同時にライブ配信を行う予定だ。

また、特定の政治家や政党を応援するためではなく、公平に全候補者に文化芸術への思いを尋ねることが目的だ。

未来の豊かな社会を実現するためには、文化芸術の世界が今後も持続的に発展していくための仕組みづくりは不可欠である。このプロジェクトの展開に注目だ。End